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2024/04/03
カウンセラーのブログ
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自信をつけて自分を変えるための方法

自信を持てない自分を変えたいという方へ

具体的な問題が起きているわけではなく、人間関係や仕事で嫌な思いをしているというわけではないが、漠然とした不安を持っていたり、自分の判断や行動に自信を持つことができないという方のための記事を書きました。
自分に自信がない、自信を持ちたいという方は、まずは自信とは何かを考えてみることから始めてみて下さい。
自信とは何かを知ることができてこそ、何をすればいいのかが見えてきます。

自信とは力の自覚と過去への肯定感

自信とは何かと問われると、自分の能力や実績などに対する自覚であるということが言えると思いますが、実は自信とはそれだけではありません。
自分の過去を肯定することも自信を構築するための要素です。
カウンセリングに来られる方の多くは、はじめての来談の際には、何らかの理由で自信を無くされていることが多いと言えます。
それは、近い過去に起きた出来事が原因の場合もあれば、幼少期から自己肯定力が養われていないことが原因である場合などさまざまです。

自信とは何なのか?、自分の過去に対する理解と肯定です。
人間の記憶というものは曖昧で、過去の事は事実よりもその時の感情体験を強く記憶しています。
そのため、過去の出来事に対して記憶と一緒に否定的な思いを持っていると自信を持てなくなります。
結果だけでなく、過去からの過程を肯定する よく、過去に成し遂げた勉強やスポーツの成果が自信になる思われていて、確かに自信となる場合もあるのですが、それだけに依存していると、その成果をもとに評価している自分像が崩れた時に、自信も脆く崩れてしまいます。

自信を持つということは、辛い過去や苦しい思い出に対する理解が、「あんな事があって嫌だった」とか、「自分の過去の苦しみは全て自分が悪い」、または「自分の人生は他人のせいでこうなった」と理解するのではなく、 「自分の過去には、辛いことや苦しいことがあったし、時には失敗もした。
でも、自分は努力して今こうしてここにいることが出来ている」 と自分の過去も今も、そして過去から今につながっている過程を肯定することです。

自信をつけるために『今』できることを考える

人には、受け止めることが難しい過去を背負っている場合もありますが、それでも心の強さが感じられる人は、「自分は、自分の人生をあきらめずに生き抜いてきた」というような感覚を持っていると感じられます。
自分の過去を受け止めた上で、そこから何を積み上げてきたかということを自覚しているため、自分を肯定することができているのです。
「自分には肯定できる過去がない」と思う人は、今から何を積み上げていくかを考えて欲しいと思います。

今から何か小さなことでも自分で決めてやり抜くことで、何年後かには積み上げた実績が過去になります。
その頃には、肯定できる過去を手に入れることができているでしょう。
少し特殊な事例かもしれませんが、カウンセリングをしていると自分の人生を立て直して、自信を得ることができたという人を何人も出会います。
いつも恋愛で相手に依存してしまい、大切にしてくれない相手と別れることができなかった人が、精神的に成長してお互いを尊重し合える相手と結婚したというケース。

犯罪を犯した人が、更生のために日記を書くこと、本を読む習慣をつけること、人に対して正直になることを継続した結果、職場でも家庭でも信頼されるようになったというケース。
上記はほんの一例ですが、自分を変えると決めて努力を重ねた結果、自分自身も周囲からの評価も変えることができることがわかる内容ではないでしょうか。

 話を聴いてもらうことも自信をつける手段

上記の内容を読んで頂き、自信をつけて人生を良い方向に変えていくためには、行動の積み重ねが重要だということを理解して頂けたと思います。
自信をつけるには、自分の過去を肯定できるものにするために、肯定できる事実を積み上げていくことが必要ですが、実は人の自分の話を聴いてもらうことが自信をつけることになる場合もあります。

カウンセリングを受けて自信をつけることができたという感想を頂くことがあるのですが、そのようなことが起きるのには理由があります。
人に自分の話を聴いてもらうことで、自分の過去について再評価が行われることがあるのですが、再評価の結果として過去を肯定することができた時、自信を持てるようになるのです。

他人に話を聴いてもらうことでしか得られない自信もある

人に話を聴いてもらうということは、自分の人生を他人の視点から評価してもらうということでもあります。
真剣に自分の話を聴いてもらうということ自体が、自分のことを大切にしてくれていると感じられることなので、それだけでも自己肯定感は高まります。 その上で、話した内容に共感してもらったり、肯定してもらうことができたと感じたら承認欲求が満たされます。

自分には努力をしたと感じられる過去があった場合、それを他人に評価してもらうことで過去への肯定感が高まることがあるのです。
自信をつけて自分を変えたいという方は、何かを継続して自信の裏付けとなる事実を増やしてみること、自分の体験を聴いてもらって他者からの評価を得るという2つの取り組みを実践してもらうと良いかなと思います。

自信を持っている人は、まず自分で自信の裏付けとなる行動を起こしているという傾向があり、その上で自分のことを聴いてもらう相手もいて、他者評価によって自分の承認欲求を満たして心を安定させている傾向もあると感じています。
1人で自問自答していても自信を得ることは難しいので、まずは裏付け作りにしてもカウンセリングにしても、自ら行動してみてはいかがでしょうか。



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