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- 2019/07/22
- 心の病
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解離性障害
記憶がない、現実感という悩み|解離性障害のカウンセリング
記憶が無くなる、現実感がないと悩んでいる方へ
世の中には、ある一定の時間の記憶がないという人、現実感が感じられないという人がおられます。
上記のような状態で病院で検査を受けても異常がないと言われる。
そのため、余計に自分の状態が怖くなってしまいます。
記憶が途切れたり、現実感が感じられないため病院で脳の検査を受けても異常が見られない場合、それは強いストレスを受け続けたことによって生じている解離性障害という病気かもしれません。
解離性障害とは、強いストレスを受け、心がストレスの原因となる出来事、ストレスを受け止めるのが困難な場合に、その出来事を忘れたり、 今の生活を忘れ別の人格で生活を始めたり、自分の中に複数の人格を作り出す、現実感を感じなくなるようにしたりなど、自分を守る為に生じる心の病です。
解離性障害の種類
解離性健忘
単なる物忘れではなく、自分が受けたストレス体験やストレスに関するものを忘れてしまう状態で、ストレスに関係ない一般知識などは忘れないのが特徴です。
この症状の人は、何かをした痕跡はあるが、出来事は覚えていないとか、ある一定の時間の記憶がないなど、本人が症状を自覚できるのも特徴の一つです。
解離性遁走
通常の自分を忘れてしまい、突然今までの生活から姿をくらまし失踪してしまう症状です。
一般的な知識は損なわれないので、失踪後は今までとは違う別の人格で生活をしてしまうこともあります。
本来の自分を取り戻した時には、失踪期間中の記憶は思い出せないことが多い。
解離性同一性障害
わかりやすく言うと、多重人格の事です。
強いストレス体験のため、一人の人間の中に、明確に別人格と認められる2つ以上の人格が生まれる症状です。
それぞれの人格は、他の人格が出ている時の出来事を記憶していない場合が多く、多重人格の人格は一つ一つが不安定なものです。
その人が受け止めなければならない感情を、本来の人格の代わりにそれぞれの人格が肩代わりするために出てきているような状態です。
離人症性障害
現実感が失われ、自分が今ここにいるという感覚がなく、どこか離れた所で自分を見ているような感覚になることをいう。
そのため、感情を感じ取る事も表現する事上手くできない場合が多い。
しかし、現実の検討能力は保たれているため、自分の身の回りで起きていることや人の言葉などは正常に把握できる。
解離性障害の事例
過去に記憶が無くなる、現実感がないという相談には以下のような事例があります。
- 幼い頃から記憶が途切れることがあり、同じものを繰り返し買ってしまって記憶がないことに気づく。
- 現実感が感じられないため、自分が生きていることを実感したいからリストカットをしている。
- 元々は何の以上もなかったけど、大きなストレスを受けるきっかけがあり、それから記憶が途切れるようになった。
- 一定期間失踪していて、その時の記憶がないが家族の元に戻ったらカウンセリングを進められた。
- 彼女と付き合うようになってから違和感があり、ある日複数の人格があることに気づいて一緒にカウンセリングに来た
- 10を超える人格があり、幼い頃からどんどん増えているのでカウンセリングを受けることにした
当社がこれまでに対応したのは、いずれも大きなストレスが原因だと考えられるケースです。
話を聴いていると明らかな高ストレスがあったと言える養育環境で育っていたり、学校や職場などで過度なストレスを受けて発症したという背景があります。
例えば、頭を強く打つことがあったという場合、幼い頃から大きなストレスは感じていないが記憶の問題や離人感があるという場合は病院で精密検査を受けることも必要です。
カウンセリングでは、場合によっては病院に行くことも提案することがあります。
また病院での治療と並行してカウンセリングに来てもらっている方もおられます。
解離性障害かもしれないという方へのカウンセリング
自分は解離性障害かもしれないという方は、一度ご相談下さい。
記憶が途切れたり、現実感が薄れているのは脳が自己防衛を優先している状態です。
自己防衛を優先しなければならないほど、ストレスが掛かっている状態なので、話をして気持ちを落ち着けたり、心が和らぐことが必要になります。
解離性障害と思われる症状で悩んでいる方は、病院に行った時に自分の状態を医師に上手く伝えられなかったと感じている人もおられるので、そんな場合でも最初にカウンセリングを受けて自分の状態を把握しておくことでお医者さんにも自分の状態を上手く説明できるようになります。
当社は開業当時から解離性障害と思われる方からの相談は多かったので、安心してご相談いただければと思います。
まずは悩みを話してストレスの緩和を
解離性障害は、強いストレスを受けた結果、またはそのストレス原因が続いている状況の中で生じている傾向があります。そのため、ストレスの緩和が改善のために必要となります。
ストレスの緩和は、脳の働きを安定させてくれるため、解離性障害の方には間隔を詰めてカウンセリングに来ていただくことも多いです。
カウンセリングの継続の中で、クライエント安定が続くようになれば少しずつカウンセリングの間隔を空けていきます。
これまでの臨床経験から、解離性障害のカウンセリングは、クライエントが安心してカウンセラーに話ができるという要素が非常に大切なので、自分が気兼ねなく話せるカウンセラーを選ぶことが改善のポイントです。
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